「ヤガミヒメ」タグアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【80】
―「神話部分」を読む ― 大国主神 ④ 八十神の迫害 – 1 – 於是八上比賣答八十神言。 (ここに ヤカミ姫 ヤソガミに 答へけらく。) そこでヤカミ姫はヤソ神に答えた。 この前に八十神の『聘( … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【79】
―「神話部分」を読む ― 大国主神 ③ 稲羽の素兎 – 3 – 因此泣患者。先行八十神之命以。 誨告浴海鹽當風伏。 (これによりて、泣きうれひしかば。 さきだちて いでましし、ヤソガミの命もちて。 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【78】
―「神話部分」を読む ― 大国主神 ② 稲羽の素兎 – 2 – 爾其鹽随乾。 其身皮悉風見吹折故。痛苦泣伏者。 (ここに、その潮の 乾くまにまに。 その身の皮 ことごとに 風に 吹きさかえしから … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【77】
―「神話部分」を読む ― 大国主神 ① 稲羽の素兎 – 1 – 故此大國主神之兄弟八十神坐。 然皆國者避於大國主神。 (かれ この大国主の神、あにおと やそがみ ましき。 しかれども みな 国は … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【30】
タケミナカタ≪その二≫ なぜ、タケミナカタだけが戦い、そして敗れたにもかかわらず殺されなかったのか? この点を考えるヒントとして「大国主の子供として書いているにもかかわらず、大国主の系譜には書かれていない」ところに注目し … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【18】
スセリヒメ≪その五≫ 琴の音で目覚めたスサノヲですが、あちこちに結びつけられた髪の毛をほどくのに手間取っている間に、二人はどんどん逃げて行きます。 黄泉比良坂(よもつひらさか)まで追いかけますが、二人との距離を縮めること … 続きを読む →
ヤガミヒメの紹介
八上比売(やがみひめ) 古事記では、因幡の白兎に登場する姫ですが、姫というからにはその父親が有力者だったはずです。因幡地方を調べたところ、彼女の父親の地と伝えられる「安蔵(あぞう)谷」という地域がありました。ヤガミ姫は、 … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【7】
ヤガミ姫が、因幡に帰って後結婚をしたという話が伝えられていません。 その上因幡地方では、女性であるにもかかわらずヤガミ姫を統率者であったように扱っています。 更に彼女を祀る売沼(めぬま)神社の千木は、上が尖った男神をあら … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【6】
ヤガミ姫の記述は、実に簡単にすませています。 「先の約束通り結婚し出雲へ呼び寄せた。だが彼女は、正妻であるスセリ姫を畏(おそ)れ、生んだ子供を木の股に挟んで里へ帰ってしまった。これによりその子を木股神(きのまたのかみ)と … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【5】
スサノヲは、従順に言われたことをするオオナムチを「なかなか可愛い奴ではないか」と思いながらまどろみます。 ところがどっこいオオナムチはそれほど甘くはありません。 眠ったスサノヲの髪の毛を天井の垂木(たるき)に結わえ付けた … 続きを読む →