月別アーカイブ: 2011年8月

葦原中国平定「アメノオシホミミ」

いよいよクライマックスの「国譲り」が始まります。 冒頭、アマテラスが「豊葦原(とよあしはら)の千秋長五百秋(ちあきながいほあき)の水穂国(みずほのくに)は、我が御子(省略)忍穂耳(おしほみみ)命の知らす国なり」と言ったと … 続きを読む →

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オオクニヌシ「スクナヒコナと御諸山の神」【2】

古事記は「オオナムチとスクナヒコナと二柱の神相並ばして、この国を作り堅めたまひき」と記しているだけで、スクナヒコナの具体的実績を紹介してはいません。 他方日本書紀は色々とスクナヒコナの紹介をしています。その上彼を高御産巣 … 続きを読む →

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オオクニヌシ「スクナヒコナと御諸山の神」【1】

大国主の物語の最後は、彼の子供達を列記していますが省略します。 次は共に国作りをしたスクナヒコナと御諸山(みもろやま)の神との出会いのお話になります。 まずスクナヒコナですが、大国主が出雲の御大(みほ)の御前(みさき)= … 続きを読む →

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オオクニヌシ「八千矛の妻問い」【2】

八千矛(やちほこ)の妻問い部分は、大国主の女好きとスセリ姫の嫉妬を伝えていますが、大国主に王の威厳は全く感じられません。 編者は、ここでスセリ姫が妃に相応しい女性ではないと殊更強調したかったのでしょう。まず嫉妬深い点を上 … 続きを読む →

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オオクニヌシ「八千矛の妻問い」【1】

ヤガミ姫の消息を伝えたあとは八千矛(やちほこ)の妻問い物語となります。 八千矛とは大国主の持つ名前のひとつとされていますが、別の神であるとの説もあります。この話は、いずれにせよ八千矛が高志(こし=越)国の沼河(ぬなかわ) … 続きを読む →

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オオクニヌシ「根の国訪問」【7】

ヤガミ姫が、因幡に帰って後結婚をしたという話が伝えられていません。 その上因幡地方では、女性であるにもかかわらずヤガミ姫を統率者であったように扱っています。 更に彼女を祀る売沼(めぬま)神社の千木は、上が尖った男神をあら … 続きを読む →

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オオクニヌシ「根の国訪問」【6】

ヤガミ姫の記述は、実に簡単にすませています。 「先の約束通り結婚し出雲へ呼び寄せた。だが彼女は、正妻であるスセリ姫を畏(おそ)れ、生んだ子供を木の股に挟んで里へ帰ってしまった。これによりその子を木股神(きのまたのかみ)と … 続きを読む →

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オオクニヌシ「根の国訪問」【5】

スサノヲは、従順に言われたことをするオオナムチを「なかなか可愛い奴ではないか」と思いながらまどろみます。 ところがどっこいオオナムチはそれほど甘くはありません。 眠ったスサノヲの髪の毛を天井の垂木(たるき)に結わえ付けた … 続きを読む →

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オオクニヌシ「根の国訪問」【4】

野原の火が消えたあと、スセリ姫はオオナムチが死んだと思い、泣きながら「葬儀」の道具を準備します。 スサノヲも焼け跡に立って眺めたようです。 そこへオオナムチが矢を持って来たのです。 これは物語としては感動の場面なのですが … 続きを読む →

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