「天武天皇」タグアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【16】
―「神話部分」を読む ― 寄り道 ① 『古事記』は、高天原族の子孫である天皇家が『日本の正統な統率家』であることを証明する書として天地創造期からの経緯を記しています。 編纂を発案したのは40代天皇の天武ですから、紀元60 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【11】
―「序」を読む ― ① <書店には様々な古事記がありますが、ここでは『古事記 倉野憲司校注(岩波文庫)』の読み下し文と原文を原書とし、『古事記伝 本居宣長撰 倉野憲司校注(岩波文庫)』を副読書とします。> どのような書物 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【9】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ⑥ 天武は『列島を領土とする日本国』を意識した最初の天皇と言われています。 しかし、天皇が「国」を意識しただけで「国」ができる訳ではありません。 日本列島(当初は西日本 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【8】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ⑤ 天武に至るまでの天皇(高天原)族は、列島各地に点在する部族の大きなもの程度だったと思われます。勢力拡大過程では内部権力争いが絶えず、トップの座の天皇といえども絶対的 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【7】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ④ 国際紛争で大敗した中大兄皇子は、唐が攻め寄せるのではないかとビビりまくります。敗戦責任を口実にクーデターが生じる可能性もありますから、都を海から遠い大津に遷し(66 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【6】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ③ この頃大陸では唐、朝鮮半島は百済・高句麗・新羅の時代になっていたのですが、半島三国間では何かと争いが絶えなかったようです。 三国はそれぞれに唐や日本を味方につけよう … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【5】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ② ここで『乙巳の変』前後の状況を簡単に説明します。 乙巳の変は、35代皇極(こうぎょく)天皇(在位642~645年)のときに起きたのですが、伏線は33代推古(すいこ) … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【4】
― 天武天皇はなぜ歴史書の編纂を発案したのか? ― ① 実のところ、日本最初の歴史書がどのようなものだったのかは分かっていないのです。 原本ではなくても写本が現存することから、712年に完成したとされている古事記が最古と … 続きを読む →
活断層の分布と古人(いにしえびと)の知恵【8】
古事記神話は、日本民族存続を願う古人(いにしえびと)のメッセージ 天武期以外にも、天体・気象が記されている天皇期はあります。 しかしそれはごくわずかで、天武期だけが突出しています。 たまたま2012年が古事記が完成してか … 続きを読む →
活断層の分布と古人(いにしえびと)の知恵【7】
天武期は異常気象だった (2)で掲載した天武期の天体・気象部分の抜粋を説明します。 【資料2】「天武天皇期の自然現象に関する記述(日本書紀より)」 ↑上の画像をクリックすると新しいウィンドウでPDFファイルが開きます。 … 続きを読む →