具体的な場所がどこであるにせよ、イザナミは埋葬されました。しかし日が経つにつれ、イザナギの妻に対する未練は、募るばかりだったようです。
イザナギは、彼女をこの世に連れ戻す決心をし、死者が行く『黄泉国』に出かけます。
黄泉国の御殿の堅牢な扉から姿を現したイザナミに、「二人の国作りはまだ終わってないから、帰っておいでよ」と、イザナギが誘います。
「もっと早く来てくれればよかったのに!」
「私は黄泉国の食べ物を口にしちゃったじゃないの」
「帰りたいけど・・・黄泉国の神様と相談するから、待ってて」
「その間、絶対に私を見ないでね」
言い残すと、彼女は御殿の中に戻って行きました。
ところが、いつまで待っても彼女は現れません。
しびれを切らしたイザナギは、大きな櫛の歯に火を付け、御殿に侵入します。そこで彼が目にしたのは、とんでもない光景でした。
・・・つづく
はじめまして。enmusubiと言います^^
山陰の古事記謎解き旅ガイド・・・先日購入致しました^^
驚きの500という価格。
出版社のお方でしょうか・・・
でしたら大変なご苦労だったと思います。
大変たのしく読ませていただいています^^
ありがとうございます^
>enmusubiさん
コメントありがとうございます。
ガイドブックもご購入頂きありがとうございます。
私は出版界とは全く無縁の者です。
ガイドブック出版の目的は、少しでも多くの人に読んで頂き、山陰に残る古事記の舞台を知って頂くことです。
ですから利益を考えず、気軽に手が出せる税込ワンコインの、500円としました。
とは言いましても、写真・地図作り・構成などを委託すれば経費を要しますので、全て私共のスタッフが行いました。
業者委託は印刷だけです。
これにより、何とか赤字は免れております
お読み下さればお分かり頂けると思いますが、
内容は価格を遙かに超えていると自負しております。
本の序のところに、情報提供をお願いしておりますが、出版と同時に、様々な情報や提案が寄せられました。
すぐに現地を訪ね、掲載すべき情報や活用させて頂くべきご提案は次の版に入れております。
これにより初版は95頁、2版は105頁、今月できました3版は109頁です。
最近になって情報や提案が減ってきました。
そろそろ手を入れる必要はなくなったかなと感じておりますが、雪のため訪れていない地が三カ所あります。
雪解けを待って出かけるつもりですが、その結果により、もう一度増頁することになるかも知れません。
既にご購入頂いている方には大変申し訳ございませんが、内容の充実が目的ですので、ご容赦下さい。
はじめまして。肥後の国のりぃと申します。
ぺタ訪問ありがとうございます。
20年程前に、観光関係の仕事をした事があり、山陰地方へもよく出かけていました。
お話の続き、、なんとなくおぼえているような気もするのですが、こちらで、また勉強させてください。。続き、楽しみにしています。。。
>りぃさん
コメントありがとうございます。
肥後の方ですか・・・
昨年から今年と、宮崎県を中心とする九州中・南部は大変ですね。
中でも都農(つの)地区の方々のご苦労を思うと心が痛みます。
何年か前、アマテラスとイザナミ・イザナギの足跡を捜しに九州を走り回りました。
その時、都農(つの)神社を訪ねました。
大国主を祭神とするとても立派な神社で、地元の人達の心根に接した気がしました。
大国主は牛馬畜産の神ですから
「この地方は畜産が盛んなのかな?」
と感じたことを覚えています。
また西都原の博物館で、九州の歴史は火山活動と切り離すことができず、それが九州人の人間性を形成してきたことを知りました。
その時は「そうなのか」程度の印象でしたが、新燃岳の噴火映像を見て、改めて納得しました。
肥後地区は直接の影響は少ないのかも知れませんが、お見舞い申し上げます。
ペタありがとうございました。
私が毎朝する祝詞が
まさに、その穢れを清めるための祝詞なもので
特に 初っぱなから惹かれました。
そういうガイドブックを作られたのですね・・・
更新を楽しみにしています!!
>エイトのおねえさん
コメントありがとうございます。
週2回更新しておりますので
是非またご覧下さい。