ヤマタノオロチ【5】

ここで「高志」「大蛇」と書かれていることから、「大蛇」は「高志」から来たとの解釈がされています。

具体的には「高志=越」と解釈し、北陸地方が比定されています。別の解釈では「高志=古志(現出雲市の地名)」としています。

しかし、その「古志」の由来は「越」から来た人が住み着いたことによるとの説があり、結局「越」につながってしまいます。

スサノヲが大蛇の様相を聞きますと、「真っ赤な目をしており、ひとつの胴体に八つの頭と尻尾があります。体にはヒノキやスギの木が生えており、長さは八つの谷、八つの峰まであり、腹一面がいつもただれて血がにじんでいます」との答えです。

この説明通りなら、とんでもない巨体の「大蛇」となりますが、こんな大きな「大蛇」が北陸地方から来たとすれば、その道中に色々なお話しが残っていてもいいはずです。

ところが私の知る限りでは皆無です。
学界では、「大蛇」の体の説明は「出雲地方の自然を表現」しているとの解釈がありますが、それならば「高志の大蛇」との表現は必要ないはずです。

文字通りに「高志」からやってきた「醜い胴体」「大きく」「恐ろしい」生命体と解釈した方がいいような気がします。

・・・つづく

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ヤマタノオロチ【5】 への5件のフィードバック

  1. (≡^∇^≡)届きました!!
    ありがとうございました。
    休み明けたら入金させていただきます。
    さっそく明日 友人たちに見せびらかしに行ってきます。笑

  2. 和平 明憲 のコメント:

    高志と言う地名は確かに新潟や富山の北陸地方にありますが、越中と言い方があるので、当時は越になるんですね。
    怪物的な言い方は何かの比喩かと思いますが、それだと、やはり、来る途中で話題になっているでしょうね?
    次回が気になります!
    ではでは!

  3. 古事記おじさん のコメント:

    >みみちゃんスピリチュアルカウンセラー&ストーンセラピストさん
    こちらこそありがとうございました。
    古事記謎解き旅ブログの方もまたよろしくお願い致します。

  4. 古事記おじさん のコメント:

    >和平 明憲さん
    いつもありがとうございます。
    ヤマタノオロチ【6】アップしましたので
    ぜひご覧ください。

  5. 24 のコメント:

    越から来たとの話は夢があって好きです。大国主命も越に求婚しに行くので出雲と越は舟などで交易したと思います。越のならず者が毎年来ていたのかも知れません。
    一方、[志]は、国語辞典で[紀伝体で天分文、地理などを記述した部分]とあり、高志は[高い場所]ではないかとも思います。大蛇を川に見立て、鉄砲水が[高いところ]から[木]や[岩]を巻き込んで[稲田(櫛稲田)]を飲み込む事を、スサノウ命が、[八ヶ所の貯水池と堰を設けて]稲田を守った事を物語にした卓越した作家がいたのだと思います。実際、この後日本初とされる歌が示されおり、物語事態が比喩であるようにも感じます。
    しかしながら、24も大蛇が新潟から来たとの物語が好きです。

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