禊祓(みそぎはらえ)」カテゴリーアーカイブ

禊祓(みそぎはらえ)【7】

さて、みそぎはらへ禊祓(みそぎはらえ)の場所がどこであったかは別として、イザナギは三貴子に役目を与えます。アマテラスには高天原、ツクヨミには夜の世界、スサノヲには海の管理を任せたのです。 夜があって昼がないのですが、どう … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【6】

実は、禊祓(みそぎはらえ)の場所として「竺紫」→「千酌」にこだわるには訳があります。 ひとつは先にも説明しましたが、黄泉比良坂(よもつひらさか)と竺紫が離れすぎている点です。 黄泉比良坂と千酌の距離は、直線距離で16km … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【5】

もう一つの考えは、意図的な改ざんです。 古事記の編纂は国家事業ですから、国家に都合よく書かれているのは当然です。神話の部分は、国譲りで山陰地方を舞台とする記述を終え、九州を舞台とする記述で終わらせています。 結びが九州地 … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【4】

でも語尾の「シ」と「ミ」は明らかに違います。 そこで二つの考えが浮かびました。 ひとつは、伝える側が「ツク」は明確に発音したが、語尾の「ミ=mi」は、はっきりと発音しなかった。この場合、mの部分は曖昧でiは明確に聞こえま … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【3】

ありました!千酌=チクミという場所があったのです。 千酌(ちくみ)海岸 島根半島の北です、風土記の時代にはここから隠岐へ渡っていたのです。 海上交通の拠点ですから、駅もあったのです。 駅というのは、役人が乗る馬を交換する … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【2】

イザナギが現世に現れたのは黄泉比良坂(よもつひらさか)ですから、島根県東出雲(ひがしいずも)町揖屋(いや)です。 そこから九州まで、直線でも200kmはあります。1日40km歩いたとしても、5日はかかりますよ。 イザナギ … 続きを読む →

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禊祓(みそぎはらえ)【1】

根の国から現世に帰ってきたイザナギは、根の国の穢れを洗い落としに行きます。その行き先が「竺紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小門(おど)の阿波岐原(あはぎはら)」と書かれています。 イザナギはその場所で身体に … 続きを読む →

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