鳥取県にあるもう一つの『イザナミの御陵(みささぎ)』それは南部町にある「母塚山(はつかやま)」です。
この山の名前の「母」はイザナミで、「塚」はお墓。
つまりイザナミの墓です。
山のある場所は、国道180号線を南部町方面へ進みます。米子市の境界を越えて少し進んだ所に、東西町という標識が現れます。
そこを抜けてちょっとの所の左に、TMSという建設資材リース会社の看板があります。その反対側、つまり米子からの進行方向右に進入路があります。
その道をどんどん行くと、山頂の駐車場です。駐車場手前に看板があり、由緒が書かれています。
ぜひ、自分の目で確かめてください。
看板右の小径を2~3分行くと、展望施設があります。そこからの眺めは抜群ですが、周りの木が邪魔です。お墓山の頂と同じで、木が眺望を遮っているのです。
展望施設周辺は、芝生が植えられていたようです。今はこまめに手入れしている様子はなく、雑草に負けています。その辺りがお墓とも見えますが余りにも簡単に行けるので、どうかなという感じがします。
でも、全体を古代の風景に置き換えて見ますと、山裾から頂上まで行くのに一時間は要すると思え、イザナミ埋葬地として相応しい場所だったかも知れません。
なにしろ素晴らしい景色で、ミニドライブに最適の場所です。
こんにちは~(^^)
イザナミさんのお墓が山ということは、
身長的にも存在的にも大きかったんですか?
>takuonさん
お墓が山というのは、山全体がお墓ということではなく山頂にお墓が作られたということです。
お墓山も、母塚山も、伯太町の比婆山も
山のてっぺんが、自然のままとは思えない状態だったようです。
伯太町の比婆山の場合は、それがはっきり分かります。
お墓山と母塚山はそう思ってみればそうかな、といった感じでした。
でも霞神社の宮司さんの話では50年前のお墓山の頂上は、どう見ても人工的に作られた形だったそうです。
「大きな存在」に関してですがイザナギにとってイザナミの存在は、とても大きかったようです。
何しろ、未練が断ち切れず、後日死者の国まで会いに行ったのですから。
>古事記おじさんさん
私はイザナミとかイザナギと呼ばれる存在が、
人間よりもずっと大きいのかな~と思ってました(^^;)
規模的にはゴジラみたいな・・・
ありがとうございました!
これを読みつづけたら面白いガイドになれそう
>KAYOKOさん
コメントありがとうございます。
しかし、ブログを見るだけでなく、是非ともご自分の目で確かめてみてください。
きっと何かを感じられると思います。