ヤマタノオロチ【13】

話を古事記に戻します。

大蛇を倒したスサノヲは、イナタ姫との新居の地を捜します。そして最も気に入った須賀の地に決めたと記しています。その時に詠んだ歌が、和歌の始まりだとされています。

その地が現在の須我神社です。

ですが地形や他の舞台との位置関係から、何度行っても「本当に住むのにふさわしい地だったのか」との疑問を感じています。

勉強会のご報告です。

5月27日9時より、「出雲縁結び空港おもてなし研修会」で、空港スタッフの方に『古事記とその舞台』の講演をしてきました。講習終了後、皆さんはバスによる雲南地区の現地巡りに出かけました。

同日午後2時からは、「観光センターいずも」の関係者の勉強会で、同じく『古事記とその舞台』の講演をしました。
「観光センターいずも」は出雲大社のすぐ横にあり、参加者も地元の人が大半ですから、公演後私の知らない地元のお話を聞くことができました

講演会では私が話しますが、その内容に関係したその地の私の知らない「情報」が得られるのも楽しみなのです。

5月29日午後3時より、雲南市三刀屋町「鍋山交流館」にて、深谷下自治会の皆さんの勉強会で古事記のお話をしてきました。

古事記おじさんのブログ-鍋山交流館
鍋山交流館での様子(講演前)

次回より「スサノヲは本当に悪か?」が始まります。

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