連載を読む」カテゴリーアーカイブ

古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【47】

―「神話部分」を読む ― 禊祓と神々の化生 ④ 「清め」の行為は続きます。 次に投げ棄つる左の御手の手纏(たまき)に成れませる神の名は、 「たまき」とは、手の甲を覆う「小手」のような物だろう。 実は日本書紀にはこの「たま … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【46】

―「神話部分」を読む ― 禊祓と神々の化生 ③ この「清め」の行為により様々な神が現れます。 故(かれ)、投げ棄(う)つる御杖(みつえ)に成れませる神の名は、 (1) 衝立船戸(つきたつふなどの)神 この神名は、「フナド … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【45】

―「神話部分」を読む ― 禊祓と神々の化生 ② 次に「日向」です。 この言葉には読み方によって二つの解釈の仕方がある。 ひとつは「ひむかひ」と読む場合で、「日の向かう地(ところ)」つまり「地名」を意味する。 古代は「日向 … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【44】

―「神話部分」を読む ― 禊祓と神々の化生 ① 「死」の国から「生」の地に逃げ戻ったイザナギは、 「死」の国で身についた汚れを取り払おうとします。 ここをもちて、伊邪那伎の大神(おほみかみ)、詔りたまひしく。 「吾(あ) … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【43】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑧ また、黄泉比良坂の近くに実家がある友人に聞いたところ、子供の頃お爺さんから、 「山で遊ぶ時にはあちらには行くな」と、山中の西方を指さして強く言われていたそうです。 当時その方向は木 … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【42】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑦ 最後(いやはて)にその妹伊邪那美の命、身自(みづか)ら追ひ来ましき。 最後にイザナミ自身が追いかけてきた。 すなはち千引(ちびき)の石(いは)をその黄泉比良坂に引き塞(さ)へて、 … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【41】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑥ 且(また)後(のち)には、かの八(や)柱(くさ)の雷神(いかづちがみ)に、 千五百(ちいほ)の黄泉(よもつ)軍(いくさ)を副(そ)へて追はしめき。 (イザナミは醜女たちの)あとに、 … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【40】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑤ ここに伊邪那岐の命、見畏(みかしこ)みて逃げ還(かへ)ります時に、 その妹伊邪那美の命、「吾(あれ)に辱(はぢ)見せたまひつ」とまをしたまひて、 やがて黄泉(よもつ)醜女(しこめ) … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【39】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ④ さて、待ちきれなくなったイザナギが、灯りをともして見たものとは・・・ 蛆(うじ)たかれ斗呂呂岐弓(とろろぎて)、 頭(みかしら)には大雷(おほいかづち)居(を)り、 胸(みむね)に … 続きを読む →

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古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【38】

―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ③ 続きを読み進めていきましょう。 かく白(まお)してその殿の内に還(かへ)り入りし間(あひだ)、 甚(いと)久しくて待ち難(かね)たまひき。 (イザナミが)そのように告げて建物の中に … 続きを読む →

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